Montessori Method of Education
(モンテッソーリ教育)
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この名称を知らない方はいないでしょう。
これらを創った企業の第一線で活躍している創業者は皆モンテッソーリ教育を受けて育っています。
また、アンネ・フランクや経営学者のドラッカー、歌手ではビヨンセ・テイラースイフト・ヨーヨーマ、前アメリカ大統領のバラク・オバマ、ジョージ・クルーニー、最近では、将棋で29連勝した藤井聡太二冠もモンテッソーリで育っています。
数えきれないほどの名だたる著名人がモンテッソーリ教育で育ち、その後の個が実った一例です。
モンテッソーリ教育では『自立』と言う言葉をよく使います。
「敏感性」と「知性」が発揮できる幼少期から学童期において、それらが認められ保障された中で生活を送ってきた子どもたちは、自分で考え、行動し、自分のしたいことを追求し展開できる、創造力にあふれた人になっていくでしょう。
モンテッソーリ教育は幼児期だけでなく、大人まで続くものです。子どもの人格形成の自然なプログラムとして0歳~24歳までを四期に区切っています。
将来に向けての人格完成において、幼児期(0~6歳)はその大事な基盤を作る時期です。
幼児期はマリア・モンテッソーリが成長の過程を四期に分けた第一期の導入部分でしかありません。
モンテッソーリ教育は子どもだけでなく大人まで通じるものであり、ビジネスの世界や家庭の中でも十分に発揮できるプログラムなのです。
ご家庭でもお子様と一緒にモンテッソーリ教育を学んでいくことで、たくさんのメリットを得ることができるでしょう。
Maria Montessoriについて
マリア・モンテッソーリ(1870-1952)はローマ大学医学部で学び、
イタリアにおける女性の最初の医学博士の1人として知られ、1907年にローマのサン・ロレンツォ街に
最初の「子どもの家(Casa dei Bambini)」を設立しました。
知的障害児の治療教育の成果を基礎にして、一般の教育、特に幼児教育の方法を確立し、
子どもの科学的な観察に基づくモンテッソーリ教育を提唱しました。
モンテッソーリは、子どもには生まれながらに自ら成長・発達する自然のプログラムと力が備わっており、
適切な環境と援助が与えられるならば、自分自身で積極的に成長を遂げる存在であることを発見しました。
子どもを一個の人格的存在として尊重する彼女の教育法は世界に大きな影響を与え、
その卓越性は、今日、国際的に再認識されております。
モンテッソーリ教育の目的と方法
目的=自立した子どもを育てる
モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。
モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことです。
その目的を達成するために、彼女は子どもを観察し、そこから得た事実に基づいて教育法を構成し、独特の体系を持つ教具を開発しました。 その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。
方法=自由の保障と整えられた環境による教育
『子どもの家』では、子どもたちに自発的な活動に取り組む自由を保障し、そのために「整えられた環境」を準備します。 「整えられた環境」とは、次の4つの要素を満たすものです。
1. 子どもが自分で自由に教具を選べる環境構成
2. やってみたいなと思わせる、おもしろそうな教具
3. 社会性・協調性を促すための、3歳の幅を持つ異年齢混合クラス編成
4. 子どもそれぞれの発達段階に適した環境を整備し、子どもの自己形成を援助する教師
※モンテッソーリ教育においては、教師は「教える人」ではなく、子どもを観察し、自主活動を援助する人的環境要素です。
日常生活の練習: Practical Life
感覚教育: Sensorial
言語教育: Language
算数教育: Mathematics
文化教育: Culture
